ワキガ・多汗症

福岡博多の美容皮膚科・美容外科

ワキの臭いの原因となるアポクリン汗腺を一つずつ取り除く手術です。切開部分はワキの筋肉に沿って約4cm程度となり、傷跡が残ります。術後の回復期間は1〜2週間ほどで、効果は長期間持続します。

ワキの下を1〜2cmほど切開し、アポクリン汗腺を専用の吸引カニューレで取り除く手術です。傷跡は汗腺摘出法に比べて小さく、回復期間も短いのが特徴です。

超音波とニードルRFを組み合わせた治療法で、切開を伴わない非侵襲的な方法です。局所麻酔を使用して痛みを軽減しながら施術を行います。この方法は主に汗の分泌を抑えることを目的としており、臭いの軽減よりも汗のコントロールがメインとなります。

この方法は、ワキの汗腺を効率的に除去するために設計された専用の削除器を使用し、皮膚の裏側から汗腺を取り除く手法です。皮下組織ごと取り除くことができるため効果的ですが、血流が少ない部分の皮膚組織に影響を与える可能性があり、皮膚の壊死を引き起こすリスクが伴います。

剪除法は伝統的な手術法で、一般的には片側に5cmの傷跡が2本残ります。しかし、当院では長年の研究と独自の技術により、4cmの傷跡1本で全ての汗腺を取り除くことができます。手術は直視下で行うため、再発が多い方や、徹底的な治療を希望される方にも適応可能です。効果は非常に高いとされています。

ミラドライは、手術とは異なり、マイクロ波を肌に照射する治療法で、メスを使用せずに施術が行えます。

治療前に局所麻酔を施すため、施術中の痛みはほとんど感じません。痛みの感じ方には個人差がありますので、個々の状況に応じた対応をいたします。

手術とは異なり、皮膚を切開することはないため、傷跡が残ることはありません。周囲の人に気づかれる心配もありません。

両わきの治療は、60分〜75分程度で終了する日帰り施術です。施術後には、十分に冷却を行い、快適にお過ごしいただけます。

治療後は激しい運動を避けていただきますが、日常生活にはほとんど支障がなく、当日からシャワーを浴びることもできます。

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、これらが集中する真皮下層および皮下脂肪の上層に向けてマイクロ波を照射します。皮膚を吸引しながら照射することで、効率的にマイクロ波をターゲットとなる深層部に届けます。

ミラドライのマイクロ波は、特定の周波数が選ばれており、エネルギーが真皮を通過しやすく、抵抗を受けにくい特性があります。そのため、エネルギーが皮下脂肪層と真皮の境界に集中し、汗腺に効果的に吸収されます。